阿部税務会計事務所

news

阿部税務会計事務所 > お知らせ > 遺言書の内容と異なる遺産分割をした場合はどうなる?

遺言書の内容と異なる遺産分割をした場合はどうなる?

 

遺言書の内容と異なる遺産分割をした場合の相続税と贈与税

特定の相続人に全部の遺産を与える旨の遺言書がある場合に、相続人全員で遺言書の内容と異なった遺産分割をしたときには、受遺者である相続人が遺贈を事実上放棄し、共同相続人間で遺産分割が行われたとみるのが相当です。

したがって、各人の相続税の課税価格は、相続人全員で行われた分割協議の内容によることとなります。

なお、受遺者である相続人から他の相続人に対して贈与があったものとして贈与税が課されることにはなりません。

  • あなたはできる! 相続税申告書の書き方と争族...

    書籍
  • 顧問報酬から見た会計・税理士事務所の選び方

    書籍
  • 税金は何処へ消えたのか?―借金大国なのに...

    書籍
  • 必死の「税務調査」物語―社長たちの最も長い日

    書籍
  • タイプ別税理士活用法 (税研ブックス)

    書籍